幸せになる一番簡単な方法。
スペインに来て、
いろいろ人生を学んできた気がするんですが、
最近、スペインの皆からの一番大切なメッセージを見つけた気がするんです。
それは、昔から、
シェアーメイトのスペイン女子によく言われてきた、または、付き合ってた男にもよく言われてきた言葉で。
スペイン人なら、よく言う。
その言葉の裏側に隠れている、
奥深いものが、最近理解できる様になった気がして。
たとえば、、
喧嘩して、怒って、
どうしてそーゆーことするの?!と吐き出した私に、
たとえば、、
それは、社会では通用しないよ!とか、
だから、みんなに文句いわれるんじゃん!とか、
正論を言おうとした私に、
いつも
いつも
いつも
返ってきた同じフレーズ。
Es que yo soy como asi !
あんまり、直訳でイメージを崩したくないのですが、
だって、私はそ~ゆ〜人なの!
みたいな。日本語になるのかな。
昔は、
このフレーズが本当に嫌いだった。。(笑)
子供か!! みたいに更にイラッ。
ずっと、私が正しいんだと思っていました。
なぜなら、みんなも同じ意見だろうから。
なぜなら、社会で上手く生きていくための、
目には見えない秩序の話をしているんだ、と思っていたから。
でも、
ある日。気づいたことがあって、、
自分はこうである
と主張する人間は、
誰からも、ほぼ傷付けられない=激しく強い人間
ということです。
私たち、日本人はよく承認要求が強いと言われますね。
小さい頃から、行動に対して評価を受けてきましたね。
テストで良い点とって偉いとか。
足が速くて、すごいとか。
ピアノを10年続けて、立派とか。
それに比べて、スペイン人は存在を褒められて育ってきた種の人間の集まりです。
小さい頃から、
あなたはなんてカワイイの!と言い続けられる。
あなたは、あなたでいいのよ。と言い続けられる。
だから、みんな
僕は、私は、
ここが、人と変わっているから、時々ある種の人には嫌われるけど、でも僕は、私は、僕だから、私だから。それでいい。分かってくれる人が周りにいればいい。
また、
僕は、私は、このままでいい。
そんな発想になるのです。
だから、みんな、なんだか幸せそうで。
一方、私たちは、なりたい自分と、今の自分に差があって、悩んだりする。
ウジウジしたくないのに、ウジウジする自分が嫌いとか。
細かいこといいたくないのに、細かいとこばかり気になる自分がイヤとか。
引きこもってばかりで社交的でない自分をどうにかしたい。ウジウジとか。
解決は簡単。
それを、あっさり認めることです。
許すことです。
人にどう思われるか、、嫌だな、、
なんて、考えないこと。
このままじゃいけないじゃないか、なんて思わないこと。
理想の自分になれなくて悩みだしたら、
さっさと、ま、いいか。これが偽りのない今の自分なんだと、許すこと。
本当にこのままじゃ許せないと、
もっと心から自分が求めることは、悩むことなく、自分が果敢に挑戦しつづけてることです。
そーゆー自分にとって本当に大切なことは
悩む余地なく行動しているはずです。
なので、
行動に移らない小さなことは、
今の等身大の自分だと受け入れること。
自分が自分の味方になってくれれば、
他人からの攻撃に傷つきもしないし、他人に頼りきった幸せは必要なくなります。
誰かが、何かしてくれないと幸せになれない。
という考えは、いつまで経っても幸せが遠すぎるw
ただ、自分を許して、認めて、こんな自分にも、自分を活かした生き方があると、思えれば、
案外、文句なく幸せな日々となるものだと、
スペイン人から学びました。