スペイン語の学び方 線過去と点過去

 もうスペインに来て3年以上。スペインの会社で働き出して2年近く。

まだまだ、仕事場でも学ぶことが多いのですが、

今日、同僚のスペイン女子に線過去点過去の使い分けを注意されました。

 

えぇ~みんなごちゃまぜに使ってるじゃない。。と少し反論したくなりましたが、

正してもらえるうちに、学ぼうと。

 

今日私が書いたメール。お詫び文です。

 

× Perdona, que no miraba tu correo. 線過去×

あなたのメールを見ていませんでした。ごめんなさい。

 

そして、正解文。

  Perdona, que no miré tu correo.  点過去○

あなたのメールを見ていませんでした。ごめんなさい。

 

彼女の注意点としては、メールを見るという行為は一瞬の行為であって、

過去の継続した行為ではないと。。

 

確かに。。

 

こ~ゆ~とこ、

スペイン人はちゃんと、使い分けてるようです。

 

例えば、

 

彼が家に戻ってきた日は、雨だった。

El día que él volvió a la casa, estaba lloviendo.

 

この例題は、「彼が家に戻ってきた日」という過去の一点をさし、その時の状況(継続している状況)を線過去で表しています。

(こういう例、よく学校で出てくると思います。)

 

また、実際は以下の様な使い方もあります。

 

線過去の例:

 

Me lo decía mi madre. 

私の母は、よくそれを言っていた。

Yo veía ese programa de televisión.   (el programa: masculino)

よく、そのテレビ番組を見ていました。

 

といった感じで過去の習慣等も線過去で表現できます。

 

点過去の例:

 

Yo te regalé un reloj que te gustaba, a que si *? 

あなたの好きな時計、あげたよね?

(*a que si ? : 友達間で、同意を求めるときにかなり、使います。半分Siと言えと言わんばかりの感じで使われます。)

 

Yo lo ví anoche!

昨夜、彼を見たよ!

 

点過去は、言い換えると、一回で完結するできごと。

と言う感じでしょうか。

 

 

と、今日はこんな、線過去と点過去の話でした。

前半にも、言いましたが、人により使い分けのルールはあいまいな

ところがあります。ので、果敢に間違え、直してもらいながら覚えるのが

ベストだと思います。

 

以上、何かの、助けになれば。